藤沢市で矯正歯科へ通う前に知っておきたいこと！インビザラインができない歯並びとは
重度の出っ歯で骨格にも問題がある場合
インビザラインは目立たない矯正治療で人気ですが、治療ができないケースもあるので注意しなければなりません。例えば、数本の抜歯を必要とする重度の出っ歯の場合は、矯正するにあたり歯の移動距離が長くなるためインビザラインでは矯正できないケースです。
インビザラインは歯の移動が短くてゆっくりと動かす矯正治療なので、大がかりな治療が必要となる歯並びには向いていません。また、骨格の問題で歯並びに影響を与えてる場合も不可。骨格が影響している矯正の場合、外科手術も伴うためワイヤー矯正が推奨されます。
インプラントが複数入っている場合
インプラントが複数本入っている場合も、インビザライン矯正ができないケースです。インプラントとは、歯が抜けてしまった部分に人工の歯（インプラント）を埋め込む治療方法で、歯茎の深部まで人工歯が埋め込まれています。
矯正治療は、矯正装置を用いて少しづづ歯を動かして歯並びを整える治療です。インプラントのように歯茎にビッチり埋め込まれている状態では、矯正装置を用いても動かすことができません。したがって、インプラント治療をした人はインビザライン矯正はできないと認識しておきましょう。
歯周病がひどい人も要注意
インビザライン矯正は、歯周病の症状がひどい人も治療ができません。歯周病がひどくなると、歯を支えている土台の骨まで溶かしてしまう厄介な病気です。そんな状態で矯正装置を使って歯を移動させるための力を加えてしまうと、簡単に歯が抜けてしまいます。
このような理由から、重度の歯周病を患っている人はインビザライン矯正は不向きです。ただし、歯周病が軽度であればインビザライン矯正が可能な場合もあるので、歯科医の相談してみてください。
